養殖カキや係留ロープ、岸壁に付着して嫌がられるものに
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/igai/murasakiinko.html「ムラサキインコガイ(方言で”まりこ”)」という貝があります。
ムール貝の仲間なので、食べられるのですが、身が小さいので・・・。
普段は打ち捨てられますが、腐敗してくると悪臭を放つために、
これも漁師さんからすると厄介な代物。
広田水産高校の研究、確か「わか粉ちゃん」の次は
この貝を用いた調味料研究だったと記憶しています。
翌年もこの「まり子ちゃん」で優秀賞をとったような覚えがありますが・・・。
【2015.03.06追記】
東海新報コラム「気仙坂」から抜粋
《同校水産技術科では「地元に還元できる研究」をテーマに掲げ、地元の水産物有功利用について継続して取り組んでおり、
塩蔵ワカメの茎を粉末化した「ワカ粉ちゃん」、ムラサキインコガイなどを原料とする調味料「マリコちゃん」、
間引きホタテを使った「ほたてっこ」などを研究して成果をあげてきた。》