2015/01/28 | 里帰り(回想) |  | by 澤正宗 |
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よく、「田舎のコミュニティーは排他的だ」なんて話が。
まあ、そんなところもあるけど、受け入れられたら案外それからは面白いことに。
或る日の出来事。
近所のおじさんが手土産持参で訪問。
「あ、どうも」と私。
その後、二言三言言葉を交わす。
そこで、おじさん、開口一番
「はー、田舎くせぇな、おい!。あははは」と。
近くに居合わせた家族は、そりゃあ、驚くわ慌てるわ。
(昔、小さい頃に遊びに行ってたから知らない人じゃないからだけど)
『すっかりここいらの雰囲気に溶け込んで、都会から来た人とは思えないな。偉いことだ!』
って言いたいんだろうな、と察したから、「ああ、どうも(笑)」と。
(実際、おじさん、次の言葉で上記のとおりのこと言ってたから)
田舎の人は短い言葉に凝縮させすぎて、ニュアンスで察しないといけないスキルを要求しがち。
そういうのに慣れてくると、会話も結構楽しくなってくるんだけどね。
まあ、「おぢゃっこかだり(茶飲み話)」も、短いフレーズにもかかわらず、
日々の会話から陰口まで丁々発止だったり(笑)
これがSNSとかの文字だけの発信になると、誤解を招きかねないやりとりになるから
厄介といえば厄介なんだよね・・・。
(それを理解しないでいる人も結構いるようではあるけれど・・・)